多言語対応の在庫管理システムを、Mendixでスピーディにデモアプリ化
製造業向け部品在庫管理アプリ事例
製造業では、海外拠点や協力会社と連携しながら、部品の調達・在庫管理・出荷・保守対応を行うケースが増えています。その中で課題になりやすいのが、在庫情報の管理と多言語対応です。
たとえば、国内拠点では日本語、海外拠点では中国語や英語を使っている場合、同じ部品情報を扱っていても、言語や管理方法の違いによって情報共有に手間がかかることがあります。
「部品の在庫状況をすぐに確認したい」
「必要な部品を引き当て、不足分を補充につなげたい」
「日本語・中国語・英語で同じアプリを使えるようにしたい」
「まずは短期間で、実現イメージを確認したい」
このようなニーズに対し、アルネッツではMendixを活用し、多言語対応の部品在庫管理システムアプリをデモアプリとして作成しました。
2日間で、6画面のデモアプリを開発
今回のデモアプリ開発では、約10名のメンバーでアジャイル手法を用い、2日間という短い期間で6画面のアプリを作成しました。
短期間で実際に動くデモアプリを作成することで、資料や説明だけでは分かりにくい「完成イメージ」を早い段階で確認できるようにしました。
今回作成したデモアプリでは、主に次のような機能を確認できる構成としました。
部品情報の確認
在庫数量の照会
必要数に応じた在庫引当
不足部品の補充確認
日本語・中国語・英語を想定した多言語対応
同一UIでの言語切替
在庫管理システムは、業務に合わせた画面や項目の調整が重要です。そのため、最初から大規模な本番開発に入るのではなく、まずはデモアプリで業務イメージを具体化することが有効です。

多言語対応で、海外拠点との情報共有をスムーズに
今回のデモアプリで重視したポイントの一つが、多言語対応です。
海外拠点や協力会社と在庫情報を共有する場合、日本語だけの画面では運用が難しくなることがあります。一方で、言語ごとに別々の画面を作ってしまうと、画面修正や項目追加のたびに複数画面を更新する必要があり、保守負担が大きくなります。
そこで、Mendixの言語切替機能を活用し、同じ画面構成のまま表示言語を切り替えられる形を想定しました。
これにより、国内担当者は日本語で、海外拠点の担当者は中国語や英語で、同じ在庫情報を確認できます。拠点や担当者ごとに言語が異なっていても、同じアプリ上で情報を共有できる点が大きなメリットです。
在庫照会・引当・補充までを一つの流れで確認
在庫管理では、単に在庫数を表示するだけではなく、その後の業務につなげることが重要です。
今回のデモアプリでは、部品の在庫状況を確認し、必要な数量を引き当て、不足がある場合には補充につなげる流れを再現しました。
具体的には、次のような業務イメージです。
部品情報を検索・確認する
現在の在庫数量を確認する
必要数量を在庫から引き当てる
不足がある場合は補充対象として確認する
この流れをアプリ上で確認できるようにすることで、製造業における部品管理の実業務に近い形で、Mendixの活用イメージを持てるようにしました。
デモアプリだから、検討が進めやすい
システム開発を検討する際、最初からすべての要件を決め切るのは簡単ではありません。特に、在庫管理や多言語対応のように、複数部門・複数拠点が関わる業務では、実際の画面を見ながら検討した方が、必要な機能や改善点が見えやすくなります。
デモアプリがあることで、たとえば次のような確認がしやすくなります。
どの画面が業務上必要か
どの項目を多言語対応すべきか
在庫引当や補充の流れが業務に合っているか
既存システムとの連携が必要か
本番開発に向けて、どこを追加・修正すべきか
今回のように短期間でデモアプリを作成することで、関係者が同じ画面を見ながら議論でき、開発前の認識合わせがしやすくなります。
将来的にはSAP連携や実データ活用も視野に
今回のデモアプリは、在庫管理と多言語対応の基本的な仕組みを確認するためのものです。
一方で、実際の業務で活用していく場合には、SAPなどの基幹システムや既存データとの連携も重要になります。
たとえば、SAPから部品マスタや在庫情報を取得し、Mendix側で現場担当者が見やすい画面として表示する。あるいは、拠点別の在庫情報や補充依頼データと組み合わせ、より実業務に近い在庫管理アプリへ拡張することも考えられます。
Mendixは、既存システムをすべて置き換えるのではなく、現場が使いやすい業務アプリをスピーディに追加する用途にも適しています。
こんな課題をお持ちの企業におすすめです
今回の部品在庫管理システムアプリは、次のような課題を持つ企業にとって参考になるデモです。
海外拠点と在庫情報を共有したい
日本語以外の言語に対応した業務アプリを作りたい
部品在庫の照会、引当、補充を一つの流れで管理したい
Excel管理から脱却し、在庫情報をシステム化したい
SAPなど既存システムと連携する業務アプリを検討したい
本格開発の前に、まずはデモアプリで実現イメージを確認したい
在庫管理システムは、業務内容や拠点構成によって必要な機能が変わります。だからこそ、まずは小さく作って確認し、実際の業務に合わせて改善していく進め方が有効です。
まとめ:多言語対応の在庫管理システムを、まずはデモで具体化
アルネッツでは、Mendixを活用し、2日間で6画面の多言語対応部品在庫管理デモアプリを作成しました。
このデモアプリでは、日本語・中国語・英語対応を見据えながら、部品情報の確認、在庫照会、在庫引当、在庫補充といった業務の流れを確認できます。
短期間で実際に動くアプリを作成することで、業務課題の整理や完成イメージの共有、本番開発に向けた検討を進めやすくなります。
「多言語対応の在庫管理システムを作りたい」
「Mendixでどこまで業務アプリを作れるか確認したい」
「まずはデモアプリで具体的なイメージを見たい」
このような課題をお持ちの方は、ぜひアルネッツへご相談ください。
また、Mendixを実際に体験できるハンズオンイベントも開催しています。
まずはデモアプリやハンズオンを通じて、Mendixによる業務アプリ開発のスピード感を体験してみませんか。



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