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Mendixでは何を構築できるの?

更新日:2021年4月5日



Mendix

Mendixを使用すると、複雑さ、パフォーマンス、規模に関係なく、あらゆる種類の業界向けに、トランザクション、イベント駆動型、および隣接するアプリケーションを幅広く構築できます。


また、Mendixのソリューションギャラリー(Solution Gallery)では、Mendixプラットフォームを使用して構築されたあらゆる種類のアプリケーションを紹介しています。



Mendixに適したプロジェクトとは?


Mendixは、要件が曖昧なプロジェクトや、変更率の高いプロジェクトにもフィットします。ビジネスの基盤である記録システムの場合、以下のポイントのどれかが該当する場合、最適なソリューションとなるのがMendixです。


・既製品が利用できないアプリケーション

・既製のソリューションでは複雑すぎる、またはコストが高すぎる

・顧客が20%以上のカスタマイズを必要とする

・記録システムが顧客にとっての差別化システムである

・顧客が将来的に機能を詳細に制御したいと考えている



Mendix アプリケーションの使用例


それでは、Mendixでのローコード開発に最適なケースとは実際にはどのようなものなのでしょうか?

ここでは、4つのユースケースを紹介します。


  1. イノベーションアプリ

  2. カスタマーエンゲージメントアプリ

  3. 業務効率化アプリ

  4. レガシーマイグレーションアプリ


1.イノベーションアプリ


イノベーションアプリは、新しいデジタルビジネスモデル、製品、およびチャネルのアイデアから生まれ、組織の成長と差別化を支援するものです。 多くの場合、IoT、AI、機械学習などの新しいテクノロジーを活用します。 イノベーションアプリは、要件が曖昧で変更率が高い傾向にあり、プロセス全体を通して高度なビジネスへの関与が必要となります。

Mendixでは、「Mendix Studio」でビジネスユーザーがプロトタイプを作成し、「Mendix Studio Pro」を介して開発チームが機能の開発を引き継ぐことで、機能の強化を実現することもできます。

また、要件管理をMendixの開発者ポータルで行うことで、ビジネスユーザーはユーザーストーリー(=実現したい機能のリスト)を作成することが可能です。



2.カスタマーエンゲージメントアプリ


カスタマーエンゲージメントアプリは、顧客とパートナーがビジネスとのやり取りや取引を改善し、満足度、保持率、収益の向上に役立つものです。要件はイノベーションアプリほど曖昧ではありませんが、開発チームはアプリケーションのライフサイクル中で明らかになった問題に随時対応していく必要があります。

Mendix StudioとMendix Studio ProのWYSIWYGページエディターを使用して、マルチチャンネルアプリを一度に作成できます。また、美しく、魅力的で使いやすいアプリを作成することが可能です。

さらに、UI / UXチームで、開発チーム全体で使用するための組織の設計言語を含むパッケージを作成すれば、一貫性を確保しながら、小さなチームのスキルを大きく活用できます。



3.業務効率化アプリ


業務効率化アプリは、手動または紙ベースのプロセスを自動化することでコストを削減します。部門、部門間、または会社全体のプロセスをサポートすることもあり、コンプライアンスのニーズに左右されることも多いのが特徴です。この種のアプリは、コアシステムと統合されることが多く、アプリがビジネスのコアシステムに近いほど、運用の堅牢性が高まります。

Mendix Studioでビジネスユーザーがプロトタイプを作成し、Mendix Studio Proを介して開発チームが引き続き機能を強化することができます。

Mendix Cloud を使用すれば、簡単かつコスト効率の高いクラウドにアプリをデプロイできます。



4.レガシーマイグレーションアプリ


Mendixにおけるレガシーマイグレーションアプリのプロジェクトは、そのほとんどが新しいプロセスをサポートしたり、使い勝手の悪いレガシーアプリを置き換えたりすることを目的としたプロジェクトです。新しい機能を開発すると同時に、現在のプロセスもサポートする必要があります。

高可用性により、Mendixランタイムが停止した場合のダウンタイムがゼロになります。

Mendix Application Quality Monitorは、ISO 25010標準に基づいてアプリの保守性のベンチマークを提供しています。

データ移行ツールは、Mendixプラットフォームに統合されています。ビジュアルデータマッピングを使用すれば、新しいソリューションに最適なデータモデルを作成できます(追跡可能なデータを記録システムに戻すことができます)。



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